決算短信&事業計画&新体制

決算短信

皆様、おはようございます。昨日5月 15 日(木)、2025 年3月期(第 33 期)決算短信を開示いたしました。連結経営成績は、売上高 701 百万円(前年同期比 199.2%増)、営業利益▲579百万円、経常利益▲601 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益▲835 百万円となりました。連結財政状態は、総資産 2,686 百万円、純資産 2,039 百万円、自己資本比率 75.0%、1株当たり純資産6円 75 銭となりました。

事業計画

2026年3月期の連結業績予想は、売上高 54,433 百万、営業利益 477 百万円、経常利益 438百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 201 百万円、1 株当たり純利益0円 67 銭といたしました。当社グループは、前連結会計年度においても重要な営業損失などを計上し、皆様にご心配をおかけしておりますことを大変心苦しく思っております。

今回立案した計画により、この状況を早期に改善できると確信しております。

新規事業について

まず、新規事業の柱であるデータセンター事業の一環として締結した台湾の Ablecom Technology Inc.との販売代理店契約に基づき、NVIDIA 製 GPU を内蔵したサーバーシステムを国内外の企業に販売し、売上(52,200 百万円)及び収益を獲得する見通しです。不動産事業につきましては、M&A を活用して不動産売買事業、不動産賃貸事業、レンタル倉庫事業への進出を図り、売上及び収益を獲得する計画です。

また、障がい者人材紹介事業を開始し、AI を活用した障がい者と企業のマッチングサービスを提供し、売上及び収益を獲得する計画を立てております。

既存事業について

当社が従来から注力しているクリーンエネルギー事業において、太陽光発電開発事業と木質バイオマス燃料販売事業に積極的に取り組む計画です。当連結会計年度より開始した太陽光発電開発事業が順調に推移しており、さらに事業展開を拡大していく計画として、広島県において新たなプロジェクトに着手いたしました。また、M&A により事業規模を拡大していく計画で、当該分野に精通した企業へ出資を行い、その予想利益を持分法による投資損益として業績予想に織り込んでおります。

木質バイオマス燃料販売事業については、既存事業で得た知見をもとに、より収益の見込める川上分野に進出し、事業の発展に努めます。

ゴルフ場運営につきましては、継続したコスト削減と営業努力により、売上高及び営業利
益の増加を目指してまいります。

2026 年3月期の連結業績予想(事業別) (百万円)

売上高売上総利益
サーバシステム販売事業52,2001,002
サーバシステム販売事業1,265183
不動産事業650310
人材紹介事業168163
ゴルフ場運営147135
合計54,4331,796

新経営体制

当社は、経営意思決定のさらなる迅速化と組織体制の強化を目的として、昨日付で私に加え、平岡佳明を代表取締役(兼 COO)に就任させ、代表取締役2名体制に移行いたしました。
なお、2025 年6月 27 日に開催予定の第 33 回定時株主総会及び同株主総会終了後に開催予定の取締役会決議を経て、正式に私が代表取締役会長兼 CEO に、平岡佳明が代表取締役社長兼 COO に就任する予定です。

いよいよ、本年1月 22 日(水)の社長メッセージでお伝えした「未来を拓く再生力とスピードで北浜キャピタルパートナーズを再生する男」平岡佳明が先頭を切って走り出します。

皆様、どうぞご期待ください。

代表取締役社長 前田健晴